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あなたのうしろなう。^_^

本当に大切なものは・・・

『決定版 グリム童話事典』というのを読んでいたら、こんなお話がありました。

ねずみと小鳥とソーセージの話(あらすじ)

仲良しのねずみと小鳥とソーセージが一緒に住んでいました。1匹と1羽と1本は生活するうえで、小鳥が薪拾い、ねずみは水汲みと火おこし、ソーセージは料理当番と役割分担しています。あるとき、小鳥が他の鳥に、自分の生活がいかに幸せかを自慢すると、その鳥に「いや、それはおかしい。お前だけ外で働いて、苦労しているではないか」と言われました。それを聞いた小鳥は、ねずみとソーセージに役割の変更を要求します。ねずみとソーセージは聞き入れて、新しくソーセージが薪拾い、ねずみが料理番、小鳥が水汲みと火おこしをすることになりました。すると、薪拾いに出かけたソーセージが帰って来なくなってしまいます。心配した小鳥が様子を見に行くと、ソーセージは犬に食べられていました。愕然として家に帰ると、今度は厨房のねずみが、沸騰した鍋のなかで動けなくなって死んでいます。さらに、鍋の火が燃え広がって家が燃えそうになったので、慌てて水を汲みに行くと、足を滑らせて井戸に落下して、小鳥も死んでしまいました。

・・・という、どうかしてる話なのですが、どうにか童話らしい教訓を引きずり出すとすれば、「好事魔多し」だとか、「他人の奸言には気を付けよう」という辺りでしょうか。本当に大切なものは、むやみに他人にみせるものではないのです・・・。

クライマックスは、だいぶスプラッタなピタゴラスイッチですけど、この整然としたテンポがすごくいいですね。同じようなシーンのある「しらみとのみ」や「犬と雀」なんかも好ましいです。想像するだけで楽しいですし、映像映えしそうだなあ・・・。

ところで、巻末に童話によくあるモチーフの解説が載っていますが、「ソーセージ」はありませんでした。ソーセージて。