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Happy☆Smile☆Hello☆Days☆

あなたのうしろなう。^_^

AD-LIVE!

鈴村健一さん主催の舞台イベント(?)『AD-LIVE(アドリブ)』のDVDをここ数日立て続けに観ています。

所謂エチュードといわれる即興劇なのですが、舞台設定と話の流れを造る粗筋は予め決まっているようです。(『電話が鳴る』『部屋を移動する』など)それ以外は、結末まですべて即興。

舞台に立つのは、二人ないし三人の声優さん。各々自由に役作りをしていて、ほとんどの人は細かい設定や何通りかのストーリープランを考えてきているらしいのですが、相手がどう出てくるかはわからないので、そんなに低くない確率で(良くも悪くも)とんでもないことにもなりえます・・・。私が観たなかでは、おそろしくグダグダになることはあっても、目を覆いたくなるような事態にはなっていないのが不思議なくらいです。

 

かくいう私も、「エチュード」と聞くだけで怖気がふるう一人ではあるのですが、それで生計を立てている<演技のプロ>であるところの声優さんのエチュードというのは、純粋な発見のあるものでした。

たった一言のセリフでも、「なぜこの人物はそう発言にするに至ったか考えろ」とは、よくいわれると思いますが、エチュードは、含蓄や対応力のほかに、その<役作り>を実感として身に着けるのに最適なのでしょう。

・・・ちょっと言葉にするのが難しいですが、「物語のためにいる人物」ではなく、「その人物がいるから物語がある」ということが、この舞台では大変にわかりやすく可視化されていて、かつ、「人物像の細部をつくること」や「状況に合わせて対応すること」の楽しさが、ほんの少しだけ、わかるような気がしたのです。

爆笑の渦だった宮野さん回、狂気のプロット力・梶さん初登場回は必見であります。コメンタリーも、かなり真面目な演劇論の応酬で面白いです。特に、2014年シリーズは「演劇」色が濃いので、そちら方面に興味のある方もぜひに。