読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Happy☆Smile☆Hello☆Days☆

あなたのうしろなう。^_^

柳広司<D機関シリーズ>を読了。

アニメ

ジョーカー・ゲーム Blu-ray BOX 上巻( イベントチケット優先販売申込券付 )

テレビアニメ「ジョーカー・ゲーム」にどっぷりとハマッてしまい、「91Days」に軸足を移しつつも、なんとなくD機関から気持ちが離れきれずにいるので、既にうずたかい積み本の山に後ろめたさを残しつつも・・・つい原作を読み始めてしまった。

柳広司による小説<D機関シリーズ>は、2016年7月現在で、「ジョーカー・ゲーム」「ダブル・ジョーカー」「パラダイス・ロスト」「ラスト・ワルツ」の既刊4巻となっている。1辺り4話ほどの短編集で、アニメ化されたエピソードも多いが、とりあえず一通り読んでみることにした。

ジョーカー・ゲーム<ジョーカー・ゲーム> (角川文庫) ダブル・ジョーカー<ジョーカー・ゲーム> (角川文庫) パラダイス・ロスト<ジョーカー・ゲーム> (角川文庫) ラスト・ワルツ (角川文庫)

まず驚いたのが、アニメ版における「三好=真木」、「神永=伊沢」といった『配役』が、アニメ版独自の解釈だということだ。どこにもそんなことは書いていない。どうしてよりにもよって「三好=真木」なのか・・・小一時間問い詰めたい・・・。

アニメ版との差異というならば、アニメ化されたエピソードの一部で、原作とは結末が少しだけ異なる。少しだけ・・・というのがポイントなのだが・・・。よって、アニメ版を見た後でも、決して最後まで気を抜けない。逆もまた然り、という趣向である。どうしてそっちに銃を渡す・・・と小一時間問い詰めたい

と、やや重大な役割の変更はありつつも、基本的には忠実にアニメ化されていることがわかる。強いていうのなら、簡潔化のためやや説明不足な部分が補われている・・・かも?というくらいか。アニメ化エピソードの登場人物が再登場する「眠る男」「ワルキューレ」「舞踏会の夜」などは、アニメ版のファンも必読だ。

アニメ版を観ていて疑問に思ったことがある。「この人たちは、どうしてこんな人でなしになってしまったの?」という無粋な詮索だが、これに応えるエピソードがあったことが嬉しかった。たった一人のケースではあったが、結城中佐(と飛崎)以外のD機関員の「過去」が語られたことにより、他の面々の「経歴」にも想像がふくらむというものである。

今更ながら、第二次世界大戦前の日本陸軍の諜報機関を扱った作品である。おのずと、その時代の世界情勢について、ある程度の史実を織り交ぜた解説が挿入される。これが、頭の残念なタイプの人間にはやや辛いのだが・・・・ストーリーを楽しむ上で必要最低限のものであるはずなので、どうにか乗り切れた・・・と思う。しかし、頭が残念な上、歴史の知識がサッパリな身の上としては、どこまで鵜呑みにしていいのか、判断が付きかねるところもある・・・。

シリーズはこれからも続巻があると思われるので、ぜひ期待したいのは、「D機関 対 D機関」のマッチアップである!これまで、他国のスパイとの攻防や、陸軍内での内紛もぬるりとこなしてきている・・・。残るは、何の因果か、D機関員同士の対決・・・!

う~ん・・・・・ぜひ、みてみたい!!