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あなたのうしろなう。^_^

10代で読んでよかった小説!マイベスト5

これがオススメ!ぜひとも読むべき!
というわけではなく・・・
私が10代で読んで面白かったと思う作家と、
特に好きな作品を選んでしまったのでぬるっと発表。

教養とかいう胡散臭い大義名分は無しです。
ただただ楽しく現実逃避、娯楽のかぎりを尽くしました。
何某かの参考になればと思います。

 

  1. 恩田陸 / 六番目の小夜子
  2. 北村薫 / 空飛ぶ馬 (円紫さんと私シリーズ)
  3. 荻原規子 / 樹上のゆりかご
  4. 宮部みゆき / 蒲生邸事件
  5. 京極夏彦 / 姑獲鳥の夏 (百鬼夜行シリーズ)


1.六番目の小夜子 / 恩田陸

今作をはじめとした恩田陸による学園ミステリー作品は、
とりもなおさず、10代で読むにかぎるのです。
陰鬱とした雰囲気の異様さと、身につまされるような
リアルさが交互に押し寄せてきて眩惑します。
恩田作品のわけのわからなさは、歳を重ねるにつれ
妙に冷静になったり、郷愁が先に立ってしまうようなので、
愚鈍・・・もとい純粋なうちに素直に怖がっておくと得です。
最初に読むには今作が最適と思われますが、
学園ものでは「麦の海に沈む果実」と「球形の季節」、
「蛇行する川のほとり」も大変よろしいと思います。


2.空飛ぶ馬 / 北村薫 (「円紫さんと私」シリーズ)

人が死なないミステリー「日常の謎」の
ムーブメントを引き起こしたシリーズです。
年齢によってだいぶ感想が変わってくると思いますが、
主人公と同じ10代で読むのも一興です。
同作者の<時と人シリーズ>の「スキップ」では、
読み手の年齢によって物語の位置付けが全く異なるのに驚きました。
主人公と同年代だと、特にゾッとする場面があるはず。
自分が年齢を重ねてから読むとどう思うのか?
楽しみなような、怖いような。


3.樹上のゆりかご / 荻原規子

学園が舞台のミステリーですが、どちらかというと
生徒間の群像劇がメインとなっており、とてもこわい。
この年代特有のもやもやとした感情が巧みに言語化されていることに、
郷愁ではなく、共感やカタルシスを覚えられるのは、
その時期だけの特権のように思います。
同作者による大学が舞台の最新シリーズ「エチュード春一番」も、
同様のテイストながら、悪意の度合いが増しており非常によろしいです。


4.蒲生邸事件 / 宮部みゆき

大学受験に失敗した高校生が主人公のタイムスリップもの。
この作品で「二・二六事件」を知るキッズも多いとかそうでもないとか。
同作者では「ソロモンの偽証」辺りも10代向けといわれますが、
宮部作品はどれも非常に読みやすい文体なので、
完全に理解はできなくとも、とりあえずは楽しめるように思います。


5.姑獲鳥の夏 / 京極夏彦百鬼夜行シリーズ)

幻想的で酩酊に満ちた新感覚・傑作ミステリー。
京極作品はいつどこから読んでも素晴らしいはずですが、
読破となるとこのシリーズだけでもそれなりに長い道のりになりますので、
スタートは早いに越したことはありません。
昨今は10代でも多忙ですが、20代はもっと暇はないのです。

 

最後に、

10代という若さで、しかも夏なのに、
一人で作り話なんか読んでる場合じゃありません。
今すぐ海に行くべきです。