Happy☆Smile☆Hello☆Days☆

あなたのうしろなう。^_^

ダンボールの海に沈んでいた果実

むしょーーーにあの本が読みたくなって、押入れのダンボールを捜索したんですけど、あると思っていたところになくて、どうしよう・・・kindleストアにあるし、もう買っちゃおうかと思ったけど、月末なので・・・執念の捜査で、結局見つけるのに1時間かかりました。

 

これこれ。

麦の海に沈む果実 (講談社文庫)

麦の海に沈む果実 (講談社文庫)

 

 最初に読んだときは僕も理瀬氏と同世代で、なんだか気持ち悪いんだけど、気持ちいいような・・・なんだこれ・・・この気持ち・・・うわあうわああああああああ。という具合に、僕の語彙に陶酔という言葉が加わった中2の冬。

不思議なことに、郷愁とか懐古はそれほどなく、新鮮に気持ち悪さに浸ることができました。不安の心地よさと美少年にちやほやされる居心地の悪さ。というか、感覚は覚えているけど、話の筋をほとんど覚えていなかったというか・・・お前だったのか!

ああ、このいい感じの雰囲気を楽しめるのが恩田さんだったな・・・ということを思い出しました。だから好きだったんだ。

 

当時、恩田さんはたまに作中で突然アイドル論を語るよな、実に興味深い。と思っていたけど、今なら思ってもいないことを書けるのが作家さんだというのもわかったつもりだけど、でもやっぱり唐突に差し込まれるアイドル論は恩田さんの弁じゃね?と思っている。